Waraku's

forestry

山を守り育む活動

Story

前オーナーの藤森家は代々「和樂の里」の周囲に植林をし、山林を育んでこられました。「和樂の里」は、檜などの針葉樹が植林された人工林、松などの針葉樹、シイやコナラなどの広葉樹が自生する自然林に取り囲まれています。ここ「和樂の里」の山林に佇むと、爽やかな鳥たちのさえずりと鬱蒼とした木々のこずえを渡る風が、町から離れた山里のさらに奥にいることを実感させてくれます。

現在、造林育林、木を伐採して材を搬出する事業、すなわち典型的な林業は行っていませんが、今後、徐々に山林整備、造林育林を行い、小規模林業活動につなげ、森林経営者としてサステナブルな山林を作り経済活動を取り進めていきたいと考えています。

山林を保全することは、水土·生物多様性保全機能を山林に持たせることになります。「和樂の里」の山林のような環境を保全することは、日本の約70%を占める中山間地域の大半を占める現代の日本の喫緊の課題でもあります。

岩国市、山口県、日本全土の中山間地域の中で「和樂の里」の山林は小規模ですが、この地での林業活動を、 少しでも国土の保全活動につながる公益的かつ経済的な活動につなげていきたいと考えています。

また、トレッキングロードを整備し森林をご案内して、森林浴や渓流·谷川でのひと時を楽しんでいただけるよう、加えて、豊かな自然に裏打ちされた林業を感じていただけるよう、森林経営者として努めてまいります。

「和樂の里」の林業と環境の保全への、皆様のご理解·ご支援を何卒よろしくお願いいたします。

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